ゲームを仕事にして1年、ゲームへの関わり方も変わってきました。
01.遊んでいる?仕事をしている?
仕事中にゲームをプレイすることもあるのですが、その影響か自宅でのプレイ時も仕事目線が入ってきます。
具体的には、このゲームの何がウけているのかを第三者目線で考え、それを文書として書き出すことが増えました。
すると大体どのゲームをプレイしていても人気作には共通項があることが見えてきます。
良い部分はもちろん、改善できそうな点も書き出しています。
最近のゲームは発売後もアップデートが入るのですが、自分の考えていた改善点が反映されていると嬉しくなります。
第三者目線として自分の視点は正しかったという答え合わせになりますね。
02.温故知新
これだけゲームの供給が多いと、新たなエポックメイキングはかなり難しいと言えます。
そんなときは何十年も前のゲームをプレイすると、「楽しい」ということの本質に気づくことがあります。
最近の複雑化されたゲームは「楽しい」にたどり着くまで時間がかかります。
しかし、昔のゲームはシンプルなので開始数分で「楽しい」を実感できるのです。
例えば有名なスーパーマリオブラザーズなら、「ジャンプ」が楽しい。 開始数秒でそれが分かる、素晴らしいゲームデザインです。 「楽しい」に気づいてもらうのがゲーム開発の根本であり、設計のセンスだと思います。 それは昔も今も変わらない、けど複雑化して見えづらくなっている部分ではないでしょうか。
03.昔のゲームをプレイするにあたって
とはいえそんな古いゲームどうやってプレイするの?という方もおられることでしょう。
昔のゲーム機は今のテレビと直接接続することはできないものもあり、プレイまでのハードルは低くありません。
一番手軽でオススメしたいのが、ニンテンドーSwitchのオンラインサービスでの特典です。
ファミコンに始まる往年の名作(ハズレがない!)がズラリと並んでおり、すべてSwitch上でプレイできます。
さらにどこでもセーブ機能でどこからでも何度でもやり直しができるため、当時クリアできなかったゲームも今ならワンチャン…と思わせてくれます。
ちなみに昔のゲームが難しかったのは容量の都合で内容に限界があり、長く楽しんでもらうには試行錯誤を要求するしかなかったという時代背景があるようです。
RPGというジャンルが人気になってからはプレイ時間の内訳がレベル上げにすり替わり、その傾向も変わってきた気がしますね。 ゲーム史を紐解いていくと実に面白く、当時の開発者の方々の思いへ想像が膨らみます。